ロゼット
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皇室の菊花紋
鎌倉時代初期、後鳥羽上皇が愛好。
その後、後深草・亀山・後宇多帝が
継承し定着化。
明治2年(1869)太政官布告によって
皇族以外の菊紋の使用は禁止された。
(その後緩和された。)
天皇家は十六花弁の
八重菊
皇族は十四花弁の
裏菊と制定。
易学の世界では
九の数字はプラス思考の陽数で九の重なる9月9日は重陽とよび特別の日とされた。
重陽の日に
菊花を酒に浮かべて飲めば
厄を払い寿命を延ばすと言う。
なお、重陽の日の「節供」が
「節句」となり
「節供」は正月の「おせち」として
残っている。
菊水伝説
菊が大群落をなす川の水を飲んだ人は

長寿を保つ云う。
菊水を飲んで700歳の慈童仙人。
菊は「
太陽の象徴
「日精」と称する。
東洋・西欧とも伝えがある。
なお、オリエントや西欧には
ロゼット」(バラ花形)があり
菊とそっくりで、区別しがたい。
これもまた太陽を表す。
百草の王」とも称される。
菊はキク科で一年草または多年草。
中国大陸が原産。
奈良時代に日本に伝えられた。
中国では50〜100万年前の地層より
菊の原種の化石が出土している。
菊紋
八重菊